短粒種に比べて長くて大きい、ジャポニカ系のおコメで、カリフォルニア州で最も多く栽培されています。
「カルローズ」とは、カリフォルニアのバラという意味の名前を持つ、カリフォルニア州オリジナルの中粒種です。日本のおコメである短粒種とタイ米等で知られる長粒種の中間にあたり、双方の優れた点を持ち合わせ、軽い食感とアルデンテとも言える歯ごたえが特長です。
アメリカをはじめ海外では、ヘルシーなライスメニューという位置づけで、サラダやスープなどに利用されてきました。
カリフォルニア州の米生産量の約90%を占め、40カ国以上に輸出されています。世界でも良く知られたおコメで、アジア料理から地中海料理、西欧料理まで、幅広い料理に活用されています。
カルローズは食感が軽く粒感がしっかりしているので、
おコメが柔らかくなり過ぎず、
おいしいスープを作るのに最適です。
カルローズは炊飯した残りを使っても必要な分をお湯で茹でても大丈夫!
栄養たっぷりの具だくさんスープが注目されています。カルローズを加えればお腹も満足のメインの一品に。
チャウダーやポタージュなどのいつものスープに、カルローズをプラスすれば、ランチやお夜食にも最適です。
アメリカが本場のクラムチャウダー。本物(?)はもっともっと小麦粉を使ってかなりモッタリしているのですが、ライスと合わせるため、もう少し食べやすいあっさり系に仕上げました。
カルローズで作るフライドライスにバターとチーズを使うので、一緒に食べるとさらに味わいに幅が出る仕組みになっております(笑)。あさりとベーコンから塩味が出るので、最後に入れる塩は味をみて調整してくださいね。
アメリカのクラムチャウダーで、大きなパンをくり抜いて器にしたものがありますが、あれは実際なかなか全部食べきれません。
量の問題もありますが、パンがスープでふやけた部分はあまり食べる気がしなくなるのです。その点、ライス&スープは、カルローズがぱらっとした食感なので、スープを吸ってもベタつかないのが嬉しいです。
野菜たっぷり、お米もたっぷりでお腹も栄養もいっぱいのスープ。カルローズのサラダライスの彩も食欲をわかせてくれます。サラダライス単体で食べる時はさらにレモン汁を加えますが、スープに酸味があるので今回は加えませんでした。
えのきだけを使ったのは、スープに自然なとろみをつけるため。それによってライスとスープがなじみやすくなります。
スープのトマトは生のトマトを使っても良いのですが、旬の時期以外のトマトは味が安定しないので、味わいの濃い缶詰を使用しました。チキンブロスというのは、鶏肉ダシのこと。アメリカではオーガニックで化学調味料無添加のスープブロスが多く売られているので本当に便利ですが、日本ではなかなか入手できません。
ご家庭では野菜クズと鶏のひき肉を煮出してチキンブロスを作っていただけると嬉しいです。
グラフィックデザイナー、企業の宣伝部を経て、1999年銀座にスープ専門店を立ち上げる。
出版、メディア出演、講演、スープ教室など多数開催。
2009年よりTOJO MACHIKOブランドで食品添加物を使用しないスープの商品展開を行う。
2020年春、オリジナルポタージュスープ3種を発売予定。昨年出版した「子どもと楽しむ季節のスープ〜あついスープはあついうちに、つめたいスープはつめたいうちに〜」(今井出版)は10冊目の著書となり、英訳版e-bookが今春リリースされる。ロサンゼルス在住。
ブロッコリーのスープは、肉類や乳製品など使わないヴィーガンレシピです。
ブロッコリーとカルローズ米をやわらかく煮て一体化させ、ボリューム感を出しているので、お腹も満足のメインの一品に!「カルローズ」は食感が軽く粒感がしっかりしているので、おコメが柔らかくなり過ぎず、おいしいスープを作るのに最適です。
ゆでたカルローズ米を焼き鳥と一緒に盛り付け、そこににんじんのポタージュをソースのように流します。焼き鳥は市販のものを使ってお手軽に。
「カルローズ」はパラっとした軽い食感のおコメで、スープを吸ってもベタつかないので、スープごはんにぴったりです!
スープ作家。2011年より8年、約2900日にわたって朝のスープを作り続けている。おいしさに最短距離で届くシンプルレシピや、家庭料理の考え方などを発信中。
著書『帰り遅いけどこんなスープなら作れそう』(文響社)で、第5回料理レシピ本大賞入賞。
近著に『スープ・レッスン』(プレジデント社)、『おつかれさまスープ』(学研プラス)。
最新刊の『朝10分でできる スープ弁当』が好評発売中。
さらりと軽い食感のおコメ「カルローズ」が、さっぱりとしたエスニックスープによく合います。お茶漬け風にさらりといただけます。カルローズはスープを吸ってもベタつかないので、スープごはんにぴったり!
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管理栄養士・フードコーディネーター
大学卒業後、飲食店勤務やフードコーディネーターアシスタントを経験し、独立。
「こころもからだもよろこぶごはん」をテーマに美容・ダイエット・健康に関する料理本の出版、雑誌でのレシピ開発やコラム執筆、ラジオ・テレビ・イベントへの出演などで活動中。
近著に「デパ地下みたいなごちそうおにぎり」「からだ想いのまんぷく小鍋」(宝島社)など。
おやこのためのおやつ屋さん「こはなのおやつ」プロデュース。
キムチがふんだんに入ったスープを、炊いたカルローズにかけました。
最後にチーズを散らして余熱で溶かして食べることで、まろやかでコクのあるクッパに仕上がります。スープを吸ってもベタつかないカルローズだから、最後までおコメの食感を楽しめ、サラッと軽くいただけます。
「料理レシピ本大賞in Japan '2016」入賞。
「レシピブログアワード」お弁当部門3年連続グランプリ受賞、レジェンド入り。
フードアナリスト、フードコーディネーターとしてテレビ、雑誌、広告の他、企業のレシピ開発などで活動。
著書では発行部数11万部超えの「朝すぐ!弁当」(扶桑社)他、累計100万部突破。
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