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カルローズのパンナコッタ そのチュイールと酒粕エスプーマ

カルローズのパンナコッタ そのチュイールと酒粕エスプーマ

澤田 隼人氏(CONVIVIO株式会社)考案のメニュー。「第1回カルローズメニューアイディアコンテスト2024」のプロフェッショナル部門 入賞レシピです。
カルローズをじっくり炒り、香りと旨味、甘みを引き出し、相性の良い乳製品に香りを移しパンナコッタに仕上げました。濃厚さと滑らかな味わい、後から鼻に抜ける香ばしい香りがこのパンナコッタの特徴です。カルローズのチュイールは、軽やかさと風味が良いアクセントに。酒粕エスプーマは塩味を加え、全体の味わいを引き上げて統一感を。

材料分量:2人分

  • 牛乳100g

  • 生クリーム38%50g

  • グラニュー糖23g

  • カルローズ15g

  • 板ゼラチン2g

  • カシスパウダー2g

カルローズのチュイール

  • パンナコッタを作った時に漉し出たカルローズ全量

  • 300g

  • グラニュー糖2.5g

  • 1g

  • ほうれん草パウダー5g

  • 粉糖3g

酒粕エスプーマ

  • 牛乳75g

  • 生クリーム38%15g

  • 酒粕15g

  • グラニュー糖10g

  • 0.5g

  • PROESPUMA COLD15g

飾り物

  • エディブルーフラワー適量

  • 食用菊適量

作り方

  • 1.

    板ゼラチンは氷水でふやかしておく。

  • 2.

    分量のカルローズを鍋に入れ、ごく弱火でじっくり狐色になるまで炒る。狐色になったら火から下ろし、分量のグラニュー糖、牛乳、生クリームを入れる。

  • 3.

    鍋に蓋をし、ごく弱火で火にかけ混ぜながらじっくり香りを移していく。沸騰直前になったら火を止めてそのまま10分置く。

  • 4.

    10分後、蓋を開けふやかした板ゼラチンを入れて、シノワで濾して急冷する(残った米はチュイールに使う)。

  • 5.

    しっかり冷やしたら、薔薇のシリコン型に流し入れ、冷蔵庫で半日しっかり固める。

  • 6.

    カシスパウダー適量振りかける。

  • 7.

    カルローズのチュイール鍋に、パンナコッタを濾した時に残ったお米と、分量の水を入れ、沸騰させる。軽い沸騰を保ったまま、水分がなくなるまで煮詰めていく。

  • 8.

    煮上がったらハンドブレンダーで回して、シルパットに2mmの薄さに伸ばす。

  • 9.

    90度のオーブンで3時間乾燥させる。

  • 10.

    220度の米油で1~2秒揚げる。

  • 11.

    冷めたら半分は細かく、半分はやや粗めに砕きほうれん草パウダーと粉糖を混ぜたものを適量振りかける。

  • 12.

    酒粕エスプーマPROESPUMA COLD以外の分量を全て鍋に入れ、一煮立ちしたらハンドブレンダーで回し、冷ます。

  • 13.

    エスプーマ粉を入れて再度ハンドブレンダーで回す。エスプーマボトルに入れてガスを注入する。

■第1回カルローズメニューアイディアコンテスト2024
https://www.usarice-jp.com/activity/pro_contest/2024/
「カルローズの食材力を生かした、新しいおコメ料理」がテーマのコンテスト。
カルローズの基本の調理法カルローズの基本の調理法