USAライス連合会「カルローズ」外食・中食セミナー開催レポート
2017年11月8日(水)/於:J.C.ビルディング会議室
アメリカ産のおコメに対する認知と理解の促進を図るために広く販促・PR活動を展開しているUSAライス連合会日本代表事務所(本部:米国バージニア州)は、去る11月8日に港区芝公園のJ.C.ビルディングに於いて、外食・中食業界の方々を対象とした「カルローズ」外食・中食セミナーを開催いたしました。
当日の内容は以下の通りです。
■アメリカ米の最新情報
USAライス連合会 アジアプログラム ディレクター ジム・グイン
■外食におけるカルローズメニューの広がりと可能性
株式会社クーニーズ・アソシエ 代表取締役社長 青島邦彰氏
■惣菜商品に求められる要素/カルローズの使い方のヒント
J・Yスタジオ興合同会社 代表 興十郎氏
■カルローズメニューの消費者評価及び対日販促活動
USAライス連合会日本代表事務所 ディレクター 小島由美
カルローズのメニュー開発に当初より関わっていただいている青島氏からは、カルローズの特長とレストランメニューにおける可能性について講演していただきました。また、調理のしやすさと日本米との違いについて、チャーハンとリゾットの調理動画を使ってご説明いただきました。試食にはカルローズに適した代表的なメニュー、「ライスサラダ」と「ガンボスープ」を提供いたしました。
惣菜事業や商品開発に詳しい興氏は、中食と外食の違いについて説明され、中食における商品の歩留まり表をベースに、食材としてのおコメの優れた点を強調されました。さらにテイクアウトのカレーや丼メニューにカルローズが合うことと、その調理ポイントを教えていただきました。「親子丼」と「カレーライス」をそれぞれ日本米とカルローズとの組み合わせで試食いただき、その食感の違いを実感していただきました。
青島 邦彰氏 | 興 十郎氏 | 試食用の親子丼(右がカルローズ) |
USAライス連合会からは、来日したアジアプログラム ディレクター、ジム・グインによる最新の作付け状況や日本向けに輸出される「カルローズ」の品質の高さと安全性に関して説明いたしました。また昨今の日本のSBS動向への期待とともに、今後も輸出先としての日本が、アメリカにとっていかに重要な市場であるかをアピールいたしました。
日本代表事務所からは先月実施した一般消費者へのグループインタビューの結果を発表、カルローズの「食感」に関する意見やチャーハンやガンボなどおコメ料理における美味しいと感じるポイントに関して、カルローズが評価された点をご説明いたしました。最後に今後の対日販促活動とプロモーション事例などをご紹介し閉会としました。
当日はカルローズに関心を持つ外食・中食関係の方々約70名が参加、質疑応答なども活発に行われました。
USAライス連合会は、今後もレストランメニューや惣菜メニューにおけるカリフォルニア産の中粒種「カルローズ」の可能性を理解していただくことを目的に、様々な活動を実施していく意向です。
■カルローズとは?
カルローズはカリフォルニアのバラという意味の名前を持つ、カリフォルニア州オリジナルの中粒種です。
日本のおコメである短粒種とタイ米等で知られる長粒種の中間にあたり、双方の優れた点を持ち合わせ、軽い食感とアルデンテとも言える歯ごたえと、冷たくしても美味しいのが特長です。
→カルローズについて詳しくはこちら
USAライス連合会(本部:米国バージニア州アーリントン)は、米国のコメ産業界の中核4団体で構成されている全国組織です。米国農務省の管轄のもとで活動を行う、非営利の外郭団体です。米国で生産されるおコメについての正しい理解の促進と拡販のために、各種販促活動やサポート活動をしており、輸入・販売などの商取引は一切行っておりません。
電話 03-3292-5507 FAX 03-3292-5056 メール info@usarice-jp.com