カルローズ米がThe Rice Trader主催「ワールド・ベスト・ライス」コンテストで、同点1位に!
カリフォルニアのカルローズ米が「ワールド・ベスト・ライス」コンテストで、同点1位に
<USA Rice Daily, Friday, November 22, 2013 より抄訳>
第5回となる「ワールドライス年次会議」(the 5th Annual World Rice Conference)の最終日に、昨年の優勝者であるカンボジアの香り米と同点で、カリフォルニアのカルローズ米が「ワールド・ベスト・ライス」の1位に選ばれたことが発表されました。最優秀賞が2者となるのは初めてのことです。入賞したおコメは、主にアジアを発祥とする世界の25か所のおコメの田圃から選ばれました。審査は、カリフォルニアで有名な寿司シェフであるタロー・アライ氏によって行われ、The Rice Trader主催のこの会議の会長、そしてホストであるJeremy Zwenger氏により、カリフォルニアのコメ生産者であるMatt Boeger氏に最優秀賞が授与されました。
同会議には、世界のコメ市場における情報交換や、最新の情報を学ぶために600名以上の人々が参加しました。コンテストに加えて、学術専門家、経済学者、政府職員や、コメビジネスに関わる業界の人々が、これからの世界のコメ供給や輸出予測についてプレゼンテーションを行いました。今年、特に関心が高かったセッションは、世界最大のコメ輸入国となった中国に関して、また、ベトナム、ミャンマー、カンボジアなど、増加するアジアのコメ輸出国に関するものでした。
【「カルローズ」ってどんなおコメ?】
カリフォルニアのバラという意味の名前を持つ、カリフォルニア州オリジナルの中粒種です。日本のおコメである短粒種とタイ米等で知られる長粒種の中間にあたり、双方の優れた点を持ち合わせ、軽い食感とアルデンテとも言える歯ごたえが特長です。