アメリカ米について

 アメリカ米の産地

アメリカ米はどこで作られているの?

アメリカ米はどこで作られているの?

アメリカでは6州がおコメを生産しています
アメリカでは、次の6州が主なコメの産地です。同6州及び周辺の地域ですべてのアメリカ米が生産されています。

アメリカにおけるコメの耕作面積は110万ヘクタール以上、1生産者当たりの耕作面積は平均160ヘクタールになります。コメ栽培に必要となる灌漑施設などの固定費をまかなうために、トウモロコシや大豆、小麦よりも生産者当たりの耕作面積は大きくなっています。アメリカのすべてのコメは管理された灌漑施設で生産され、それが安定した高い生産量を保つ要因になっています。

アメリカで生産されるコメの約半分はアメリカ国内で消費され、残りの半分は世界100ヵ国以上に輸出されています。日本は第2位の輸出相手国で重要な市場です。

アメリカのコメどころ、カリフォルニア州サクラメントバレー

アメリカのコメどころ、カリフォルニア州サクラメントバレー

カリフォルニア州は、アーカンソー州に次いで第2位の収穫量を誇るコメどころ。カリフォルニアでは、約2,500人の生産者がジャポニカ系の短・中粒種のコメを多く栽培し、アメリカにおけるコメの生産地として有名です。

なかでもサンフランシスコの北北東、車で2時間半ほどのところに位置するサクラメントバレーは、州内屈指のコメ生産地。ワインにたとえると、アメリカのワインといえばカリフォルニア、カリフォルニアワインといえばナパバレーを思い浮かべますが、コメにおけるナパがサクラメントバレー。つまり、おいしいコメの代名詞のような存在です。

日中と夜間の寒暖の差がある地中海性気候はコメにとって理想的で、シエラネバダ山脈を源流とする澄んだ水も十分に確保されています。先進的な農業技術により、高品質、高収穫量を誇っています。