増える「カルローズ」の授業や調理実習、調理・栄養専門学校の取り組み
第8回カルローズ料理コンテスト2020 学生部門 応募期間:5月1日~7月31日
USAライス連合会では、「第8回カルローズ料理コンテスト2020」にて、今年も、プロ向けの部門に加え、調理学校/栄養学校を対象にした「学生部門」を設置し、5月1日より作品募集を開始致しました。第2回から新設した「学生部門」では、毎年多数の応募を頂き、トータルで2,275もの作品が寄せられています。昨年2019年の学生部門の応募総数は263作品、その中から書類審査にて3作品が優秀賞に選ばれました。
個人応募の他、授業のカリキュラムに取り込む、当コンテスト参加を課題として設定するなど、日本のお米とは異なるカリフォルニア産カルローズを学ぶ授業や実習を行う学校も増えています。
将来、食業界でプロを目指す学生の皆さんには、新しい食材を知り、創造的なメニュー開発の経験機会としていただきたいと考えています。
「第8回カルローズ料理コンテスト2020」詳細ページ https://www.usarice-jp.com/pro_contest_2020/
今年のテーマは、「食べるスープ」です。コロナウィルスの感染拡大防止のため、各校ともオンライン授業や在宅自習など、例年とは異なる授業方法となっています。現在、多くの先生方々のご努力で、遠隔授業の活用や、在宅での料理作成、ソーシャルディスタンシングを確保するための登校スケジュールなどを組み込みながら、生徒さんの応募作品への取り組みが進行中です。
コンテスト参加の意義や実習の様子について、先生方のコメントの一部をご紹介いたします。
■大阪成蹊短期大学 調理・製菓学科 学科長 松野 陽教授
学修成果の発表機会として成長段階ごとに学内コンテストを実施してきましたが、外部コンテストに応募することで学生の士気が上がり、より意欲的にコンテストに取り組んでくれることを期待しました。
また、専門的な食材の 「アメリカ米カルローズ」がテーマ食材であることにも魅力を感じました。
プロの調理師を目指す学生の教育では、授業で知識・技術をインプットするだけでなく、自ら考えアウトプットすることの大切さを特に感じています。テーマに沿ったレシピを考案し、応募に至るまでのプロセスが教育効果に繋がると考え、今年からコンテストに参加することにしました。
■国際調理製菓専門学校 シェフ学科イタリアフランス料理コース担当 石井絵奈先生
毎年、創作料理実習に於いてこのコンクールに参加させていただいております。慣れ親しんだ国産のお米との違いに気づき、この食材を活かすための研究心などを、仲間と競い合うことでもっと良いものを生み出そうという向上心を養います。普段の実習とは比べ物にならないほど学生たちはこのコンテストに対し、生き生きと取り組んでいます。
国際調理製菓専門学校の生徒さんたちの今年の実習の様子
■宇都宮文星短期大学 地域総合文化学科 フードフィールド調理師ユニット
野澤朋子・塩崎正恵先生
コンテストに挑戦することで、調理師に求められる新たな料理を創造する力を養う目的で毎年、参加させていただいております。米の触感を確かめた上でのレシピ考案は、入学後の初めての課題となり、難しさや面白さを経験できる良い機会となっています。
上記3校以外にも「海外の料理に合うお米について学ぶことができる」「栄養士を目指す生徒に調理のことも学んでほしいと思い授業に組み込んでいる」「海外の食材に触れることで和食やおコメについても考えるきっかけになると思った」などの理由から多くの学校にご参加頂いています。
当連合会では、コンテストに関心のある学校や生徒の皆様にカルローズのサンプル(1袋/400g)を提供しています。下記までご連絡ください。
TEL:03-5816-8255 FAX:03-5816-8257(電話受付時間:10時~17時、土日祝日を除く)
MAIL:contest@shibatashoten.co.jp
(サンプル数には限りがございますので、数量については個々にご相談ください)
■カルローズとは?
カルローズはカリフォルニアのバラという意味の名前を持つ、カリフォルニア州オリジナルの中粒種です。日本のおコメである短粒種とタイ米等で知られる長粒種の中間にあたり、双方の優れた点を持ち合わせ、「ベタつかず軽い食感」「香り・味を吸収しやすい」「冷たくしても美味しい」「ドレッシングやオイルとの相性が良い」といった特長があります。
→カルローズの詳細はこちら
USAライス連合会日本代表事務所 電話:03-3292-5507 メール:info@usarice-jp.com
広報担当:(株)プラネックス内 / 清(すが) 電話:03-5411-3981 メール:suga@plx.co.jp
USAライス連合会(本部:米国バージニア州アーリントン)は、米国のコメ産業界の中核4団体で構成されている全国組織です。米国農務省の管轄のもとで活動を行う、非営利の外郭団体です。米国で生産されるおコメについての正しい理解の促進と拡販のために、各種販促活動やサポート活動をしており、輸入・販売などの商取引は一切行っておりません。