カルローズはちょっぴり長くて大きい、ジャポニカ系のおコメ。カリフォルニアのバラという意味の名前を持つ、カリフォルニア州オリジナルの中粒種です。
日本のおコメである短粒種とタイ米等で知られる長粒種の中間にあたり、双方の優れた点を持ち合わせ、軽い食感とアルデンテとも言える歯ごたえが特長です。
アメリカをはじめ海外では、ヘルシーなライスメニューという位置づけで、サラダやスープなどに利用されています。
カリフォルニア州の米生産量の約90%を占め、40カ国以上に輸出されている、世界でも良く知られたおコメです。アジア料理から地中海料理、西欧料理まで、幅広い料理に活用されています。
- ベタつかず食感が軽い
- 香り・味を吸収しやすい
- ドレッシングやオリーブオイルとの相性抜群
- アルデンテの食感が出しやすい
- 冷たくしても美味しい
- 調理に手間がかからず扱いやすい
カル・ボウル(Cal・Bowl)は、カルローズで作る新感覚なおコメのワンディッシュ・メニュー。
野菜をたっぷり使い、軽くてヘルシー、気軽に食べられることが特長です。
カル(Cal)はカルローズ(Calrose)のカル、ボウル(bowl)は深めのお皿(お椀やどんぶり)を意味します。
カルローズの量が少なければライスサラダスタイルに、量が多ければドンブリスタイルに。
サラダスタイルなら冷たいカルローズで、ドンブリスタイルなら温かいカルローズで。
もちろん、その中間のスタイルでも。季節や気分に合わせて、食材の組み合わせも自由自在に、いろいろなカル・ボウルをお楽しみください。
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たっぷりの沸騰した湯に1%の塩を入れます。
※塩味をつけたくない時は不要です。
※水の目安量:おコメ1合に対して約2ℓ。 -
1に洗わずにカルローズを入れ、かき混ぜながら、10分ゆでます。
※メニューによりゆで時間は加減してください。 -
ゆであがったら、サッと水洗いし、ザルで水をきります。スープに使用する場合は、水洗いせずザルにとってお湯をきります。
※ゆでたおコメに市販のスープをサッとかけてもおいしくいただけます。
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カルローズは簡単に水洗いして、同量の水を入れ、浸水せずに炊きます。
※電気釡で炊く時は早炊きモードで炊きます。 -
炊きあがったら、全体を混ぜ合わせます。
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お好きな素材と合わせてお召し上がりください。
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フライパンに油を入れ、具材とカルローズを炒めます。
※カルローズは簡単に水洗いして炒めます。 -
具材が炒まったら、スープ類を注ぎます。
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フタをしてスープがなくなるまで煮、蒸らしたら出来上がりです。
ヤミーさんのプロフィール
世界中のお料理を3ステップの簡単レシピにしてお届けする、料理研究家・料理ブロガー。
美術大学を卒業後、テキスタイルデザインの仕事を経て、輸入食材店に勤務。2006年1月に料理ブログをスタートし、
レシピの簡単さと面白さからたちまちネットやテレビで話題に。
現在、料理研究家として雑誌やTV、企業のレシピ開発などで活躍の他、著書多数。
輸入食材の知識を生かして、世界中の料理を日本の家庭で作れる簡単レシピにするのが得意。
世界でも良く知られたおコメで、アジア料理から地中海料理、西欧料理まで、幅広い料理に活用されています。