ジャンバラヤ・オリジナルレシピ・コンテスト2010 コンテスト終了報告

USAライス連合会主催の「アメリカ米『カルローズ』発売3周年記念ジャンバラヤ・オリジナルレシピ・コンテスト2010」は、110件の応募から選ばれた10名の一次審査通過者による最終審査が9月17日(金)、レコールバンタンで行われました。最終審査では10名の方々に実際に調理をしていただき、イタリアン・レストラン 「Passo a Passo」オーナーシェフ・有馬邦明氏、料理研究家のヤミーさん等、7名の審査委員が審査しました。激戦の結果は以下になります。

<受賞者および受賞レシピ>

受賞者 レシピ名
最優秀賞 寺島 孝子
(茨城県つくば市)
ポットラックパーティーの人気者! ジャンバラヤ IN パプリカ
最優秀賞 犬島 亜矢乃
(富山県富山市)
イカすぜ!和風じゃんばらや!
最優秀賞 田仲 薫
(東京都大田区)
初夏の木陰で食べる、外に持ち出したくなるジャンバラヤ
カルローズ賞 西村 亜美
(東京都世田谷区)
やみつきラー油ジャンバラヤ
カルローズ賞 浅川 清
(東京都世田谷区)
おとうさんお疲れさま! スタミナジャンバラヤひつまぶし風

今回のコンテストは、コメと炒めた野菜や肉、魚介類を混ぜ、チリパウダーなどで味付けをしてフライパンや鍋で炊き上げる、アメリカが本場の人気料理「ジャンバラヤ」をテーマにカルローズを使ってつくるジャンバラヤのレシピを募集しました。一次審査は、応募の書類と写真をもとに、オリジナルのコンセプトやネーミング、コンセプトを生かしたレシピであるかどうかをポイントに行いました。ひとつの料理に限定したにも関わらず、110点のオリジナリティ豊かで質の高いレシピが集まり、コンテストは書類審査の段階から激戦となりました。
二次(調理)審査では、10名の方すべての料理が見た目にも楽しく、大きなポイントになる「味」も、それぞれ素晴らしいもので、さらに難しい審査となりました。
USAライス連合会では、今回のコンテストで、料理の素晴らしさ、奥深さを改めて認識するとともに、アメリカ米「カルローズ」の可能性を広げるレシピを数多くお送りいただいたことに感謝しています。

ポットラックパーティーの人気者! ジャンバラヤ IN パプリカ

ポットラックパーティーの人気者! ジャンバラヤ IN パプリカ

コンセプト

ポットラックパーティーに招待された時、ケーキなどのデザートを持参する方は多いのですが、意外とごはんものが少ないのです。そんな時、思いついたのがこのジャンバラヤです。『これおいしいけどどうやって作ったの?』と人気間違いなし!かわいくって、おいしくって、みために華やかでしかも取りやすい!フォークとナイフを用意しておき、ジャンバラヤを食べた後、パプリカは、お皿にのせたドレッシングをつけながら最後まで美味しく召し上がれます。
もちろんクリスマスパーティや誕生日会などにもピッタリ!バーべキュウではパプリカごと焼いて召し上がれ(^O^)/

 

受賞の感想 寺島孝子さん

寺島孝子さん レシピを考えながら、お米のアル・デンテという言葉に凄く興味が沸いて、条件を変えて「カルローズ」を炊飯してみました。
パスタの「アル・デンテ」というのは判りますが、お米だとどうなるんだろう? と思ったわけです。
いつも私たちが食べている日本のお米は、芯が無くてふっくらと炊け、柔らかいのが美味しいのですから、まったく新しい体験でした。
今回のレシピでは「カルローズ」を1合に対して水を大体210CC使っています。ただ、「かさ」で計るよりも「重さ」で計量したほうが厳密になるので、カルローズ150グラムに対して水210グラム、というのを基本にしてます。これは炊きたてを食べる場合にちょうどいい量というつもりです。
ジャンバラヤを炊いてから1時間後とかに食べるのであれば、もうちょっと水分量が少なくても大丈夫。水の量を200グラムにしてみてやるといいのでは、と思ってます。
実はカルローズは水の量もこれほど厳密にしなくても、それなりに炊けてしまいますので、こういう数字を基本にしながら、後はざっくりとやってみても大丈夫です。
個人的には「芯が残る」というよりも「芯が無くなった瞬間」くらいの炊き上がりが美味しいなあと思いました。これが私にとっての「お米のアル・デンテ」ですね。
「カルローズ」のパラパラっとした食感は、日本のお米のような「コツ」不要で簡単に楽しむことができますよ。
コンテストに応募するに当たっては「デニーズ」でジャンバラヤを食べて雰囲気を掴んだりと研究をしました。ジャンバラヤが一日1食+昼のお弁当というような日が10日くらい続きましたが、家族からの文句は不思議なくらい出ませんでした。かえって「これは不思議に飽きないねえ」と言う声が出たほどです。
「冷えても美味しい」というカルローズの特性があってのことだと思います。 レシピをみる

 

 

 

イカすぜ!和風じゃんばらや!

イカすぜ!和風じゃんばらや!

コンセプト

イカスミのパスタやリゾットがあるように、手軽にイカの黒作りでジャンバラヤを作りました。富山県は「イカの黒作り」を冷蔵庫に常備していると言われるぐらい愛されているものです。おじいちゃんやおばあちゃんと一緒の食べられるジャンバラヤを考えてみました。

 

受賞の感想 犬島亜矢乃さん

犬島亜矢乃さん 富山県の名産品の「イカ黒作り」はイカ塩辛に墨を入れたものですが、瓶詰めになっておりどこの家庭でも見ることの出来るポピュラーなものです。この「黒作り」を使ってみました。レシピを考えるときに、コンテストの趣旨から考えて、日本全国どこの家庭でも作れるようなものにするか、それとも自分の地元、日本ならではの食材を使ったオリジナリティのあるものにするかで悩みました。最終的にはオリジナリティ、富山らしさを重視したわけですが、受賞してみて、良かったなあと思います。
生臭さの出やすい食品ですし、アメリカ人の方が審査に加わるわけですから、バターを強めに効かせて、レモン汁をかけるなどして、イカ墨の生臭さが悪い方向に出ないように、かといって特色を殺さないようにしてみました。
このレシピを日本の米でつくると、もっとべっちゃりとした仕上がりになってしまいます。「カルローズ」はパリッと仕上がるので凄くいいです。「日本の米ではここまでの仕上がりは望めない」と思いました。 レシピをみる

 

 

 

初夏の木陰で食べる、外に持ち出したくなるジャンバラヤ

初夏の木陰で食べる、外に持ち出したくなるジャンバラヤ

コンセプト

ジャンバラヤが3種類。それぞれ手でもって食べられる工夫がしてあるので、遠足、ピクニック、バーベキューなどに持っていきやすいジャンバラヤ。色々なシーンでかぶりついて食べて欲しいです。それぞれは、コーンの皮でチマキ風に包んだ、カレー風味のコーンジャンバラヤ。噛み付くと、中からとけたチーズとアボガドが出てくる、春巻きの皮で包んだ、包みジャンバラヤ。レタスの葉で包んだ、豚肉と柚子胡椒とカンズリで味付けした柚子ジャンバラヤ。

 

受賞の感想 田仲薫さん

田仲薫さん カルローズは、ほうって置いても美味しくぱらっと炊ける米だといことを、今回のレシピ試作で思い知りました。最初は炊き上がりをフタをあけて確認して、途中で上下に返して米を混ぜたりしていたのですが、最終的にはまったくいじらずに、フタをしたままほうって置き、ちょっとおこげが付くくらいが美味しい、という事がわかりました。
多少のおこげや、芯が残ったりとか、固めに炊けたりとかいうのが、全て美味しさに結びつくんです。ずぼらに炊いたほうが美味しかったりしますよ。
仕事は広告会社の制作セクション。一人暮らしなので、夜中しか試作ができず、しかも一回作ったものをひとりで食べきることもできないので、試作を一回したらその後2食はジャンバラヤという事が続きました。
本当に実感したのは「冷えてもうまい」ということです。冷めても味が残る。というよりも冷めてからが美味しいと言ってもいいかと思います。なので、僕の今回のレシピは、バスケットに入れて表に持ち出すというものにしたわけですが、カルローズの冷めたときの美味しさが伝わるレシピになったとおもいます。 レシピをみる

 

 

 

やみつきラー油ジャンバラヤ

やみつきラー油ジャンバラヤ
 

西村亜美さん

西村亜美さん コンセプト
炊飯器で簡単!ラー湯でパラッと仕上がった米粒に卵をからめてマイルドに♪食がすすみます☆レシピをみる

 

 

 

おとうさんお疲れさま!スタミナジャンバラヤひつまぶし風

おとうさんお疲れさま!スタミナジャンバラヤひつまぶし風
 

浅川清さん

浅川清さん コンセプト
具を暑い夏にぴったりな鰻にしました。暑くて食欲が無い時にでも美味しく食べられる様、ひつまぶし風に3段階に楽しめる様にしました。(今回は鰻を使いましたが、鰯や秋刀魚の蒲焼でも美味しいです。)レシピをみる

 

 

 

 

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